本日、松山市内某所にてスズメバチ駆除の依頼がありまして、調査して参りました。
巣は住宅地の中にある雑木林の木々の枝間に作られていました。巣の直径は40cm程
に成長しており、頻繁に蜂たちが出入りしていました。本日は、現地の調査見積という
ことで、防護服は着用していませんでしたが、丸腰のままスズメバチの巣に近づくのは
正直気持ちのいいものではなかったです。
後日、御見積を提出させていただき、納得していただいた後にスズメバチの駆除工事
にとりかかりたいと思います。
スズメバチの生態
スズメバチは本来、人間の生活環境には生息せず、人が余り出入りしない山里や生い茂った自然あふれる山間部などに巣を作ると思われていました。しかし、近年は都市部にも多数のスズメバチの巣が発見されることが多くなり、工事作業員や通りすがりの人など大人も子供も巣の存在に気付かずに近づいたため、スズメバチに刺されるという被害が増えています。スズメバチの活動は、春から巣作りと産卵を開始し、個体数を増やしてきます。
秋の行楽シーズン頃から活発になる季節となり、8月~11月頃になると翌年の女王蜂を生み育てる時期に入ります。この時期に入るとスズメバチ達も非常に神経質になるため被害も増える時期です。丁度、紅葉シーズンなどは観光客が大勢山間部に立ち入るシーズンでもあり、被害に遭いやすく危険です。スズメバチは女王蜂のみが朽木や土中などで越冬し、他のスズメバチはすべて死亡します。